このたびは、12月15日開催の「なまいきtonight☆」の件では、予想を上回るお客様の来場に対応しきれず、多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
来場されたお客さまを過密な状況下に長時間滞在させ、危険な状態に晒してしまったこと、また入場時や整理券に関する不手際、スタッフの失言など、至らぬことが多々あったことをお詫び申し上げます。
また、ご報告と謝罪が遅れてしまった事も深くお詫び申し上げます。
そして一部の出展者さま、お客様に以下の点においてご迷惑をおかけしてしまったことをご報告と謝罪をさせていただきたいと思います。
●ご報告
・入場整理券は念のため多め300枚を用意しましたが、新型コロナウイルスにより自粛をする方も多いことを踏まえて、前半後半ともに150名。合計300名、多くて350人を予定しておりました。また、予想来場者数(これまでに実績やこれまでの公式SNSのフォロワー数より想定)しても200~300名程度という予想に対し、6Fフロアへの約750名前後の来場があり、お断りさせていただいた方々も多くなり想定以上の入場数となり対応が遅れてしまいました。
ちなみにノベルティに関して、配布したステッカー400枚は、400人を予想していたのではなくお願いした業者のロットが1種類につき100枚~×4種であったため、想定人数と用意数とは無関係でございます。
・想定内の人数であれば混雑時のみ入場整理券を出し、当日は、店内にも列を作り、フロアにも30~50名程度のお客様が回遊できる状況にし、店外にもエレベーター横に列を作って順次入場という想定しておりましたが、その倍以上という状況となり対応が粗雑となってしまいました。
・整理券配布と回収の基準を事前に考えておらず、告知が事前にできなかった。
・整理券による整列や入場に関する、スタッフにより違った情報をお伝えしてしまった。
・来場者さまへのオペレーション不足により、整理券がもらえないお客様がいらっしゃった。
・一部商品の購入整理券を受け取らずにおかえりいただいた方がいらっしゃった。
・上記の対応に関しスタッフより明確な説明をせず、アナウンスの声が届かなかった。
・スタッフの言動や態度がお客様や出展者様に対し不適切だった。
などなど、お店やお客様など多方面からのご指摘をいただいております。
原因は、人員が不足していた上に、スタッフ同士の情報共有ができておりませんでした。また、事前にこのような自体を想像することができず、人としての配慮に欠けておりました。
そのため、入場時の混雑を招き一部のお客様に入場や購入を、諦めていただくこととなってしまった次第です。
スタッフ構成に関しては関しては以下、趣旨にも記載しておりますが、これまでの運営方法が採算度外視という点で、運営2名のほか、ほぼボランティアにより成り立っていることからです。
一部運営とは違って急遽のお手伝いを増やし意思疎通や情報伝達がなっていなかったため、スタッフの失言や不適切な言動に関しても、配慮や敬意を払う意識が希薄となってしまった次第です。
これまでの開催から想定していた来場者数のため、急遽招集したお手伝いのスタッフは当日十分な説明もないまま、人手不足に理解を示し、手伝ってくれた善意の協力者でもあります。
交代で休みをとりながら、飲食をしておりましたが、それがスタッフが不適切と思われる形になってしまいました。スタッフもいっしょにあの空間を楽しむというのが当イベントのコンセプトでもあったため、あのような形になりましたこと、それを不快に思われた方がいらっしゃったことはお詫び申し上げます。
また、この点も運営が司令塔ととなり、的確な指示と指導ができていなかったことと認識しております。当日に来場してくれたボランティアスタッフの不手際が指摘されていますが、2名の運営からの指示が曖昧であったためで、彼らには非はありません。
今までと同じ総定数の範囲であれば、整理できる人数は用意していました。
ただ、それ以上であったので、この事態が引き起こっている、ということは、結果的に運営を含め、イベントに関する知識のあるスタッフを用意できなかったことにあるという判断をいたしました。
運営側が事前に来場者数が増える想定をできなかったことにも問題があります。これはスタッフの人数だけの問題ではなく、司令塔の運営がイベントに関して素人であるということの落ち度であり、今後は今回のような身に余る規模での開催においては、後日、この状況を知るイベンター様からの助言もありプロにお願いする道も教えていただきました。
イベントとしてはこのまま何もなかったことにはする気は毛頭なく、みなさまからのご指摘は真摯に受けとめたいと思います。
今回のことに関する、責任の矛先が一部出展者さまに向いてしまうことを申し訳なく思うばかりで、そのすべをどのようにしたら良いかと思案すること、各所に事実確認をすることに時間がかかり、この文章の発表が遅れてしまったことは申し訳ありません。
お客様を混乱させ、一部出展者様を嫌な気持ちにさせてしまったこと、本来ならお一人ずつ直接お会いしての謝罪をすべきところですが、ひとまずこのような文章でのご報告とさせていただきました。
公式でどのような文章を書いたとしても、私どもの謝罪の気持ちや、ご報告に関して、この文章を読まれる方のお気持ちに添えていない事もあると感じています。
さまざまな憶測の矛先がまた違う方向へ行き、出展者さまのファンやお客様を悲しませることを避けたいという思いで慎重になっており、それを保身と思われることもあるかもしれませんが、私たちの想いをご理解いただければ嬉しいです。
●イベントの趣旨と思いについて
本来、私達がこのイベントを始めたきっかけは、若いクリエイターのチャンスになればと、採算度外視で始めたもので、現在もそこは変わりなくその気持ちでやっております。
採算度外視という点で、資金不足によるスタッフ不足、それによってお客様への細かい配慮に欠ける事態となり、このような事態への誘因となったことも反省しております。
プロもアマチュアもなく、有名も無名も関係なく、みな分け隔てなく一緒に居られる場所を作りたいという趣旨のもと、イベント自体はみんなが楽しくなる場にしたいという思いで開催しておりますが、力不足でした。
実際、なまいきtonightを通して仕事に結びついたり、道が広がった方達もいらっしゃり、イベント自体を皆さんと一緒に作っている気でおりました。これまで交流の場としての意味合いが強かったことから、演者さんや出展者さんだけでなく、スタッフやボランティアも飲食をしながらお客さんとの距離を縮め、話しをしながら交流自体を目的としていました。
このイベントを通して、実際仕事に結び着いたり、道が広がったり、友達が出来たりと、共に喜びたいという一心でした。結果としてそこに甘えが生まれ、一番大切にしなければならない出店者様やお客様へ、不快な想いをさせる結果となってしまったことへの不甲斐なさを痛恨しております。
この度の不測の事態は、お客さまや出展者さま、会場には、感謝しかなく、さまざまな失態は決して皆様を軽んじてのことではありません。ただ、結果としてその好意や良心に甘えていたというのは事実です。そして一番に大事にすべき出店者様やお客様に悲しい思いをさせてしまったことに胸が痛むばかりです。
苦情やお叱りの声などありましたら、それを糧にして改善したいく思います。この度ご迷惑をおかけした出展者さまやお客さまをはじめ、ファンのみなさまからのご指摘をいただいた事もありがたく思っております。
●今後に関して
今回の件をふまえて今後協議を持って、改善点を随時発表させていただきたいと思います。
まず目指すところは以下です
・十分な対応ができる会場での開催に向け仕切り直しをする
・入場整理に関する点は、チケット制にするなど来場数を把握する
・スタッフの増員と事前ミーティングの徹底
・お客様からの意見を伺える窓口を作る
以上は取り急ぎ現時点での改善点ですが、随時協議を持って、発表させていただきたいと思います。
そして、従来どおりのスタジオで開催の場合は人数制限を徹底し、密を避ける工夫を検討してまいります。また、今回のような広い会場で規模を拡大しての開催をする際は、イベント専門の企業への運営委託なども検討したいと思います。
なお、次回開催予定の告知をしておりました、2/9のなまいきtonight☆は、会場様とも話し合いをし、今回の状況から判断するに、現状の体制では新型コロナウイルス対策に対して万全の対策をすることが難しいという判断により、中止とさせていただきます。開催のめどが立ち次第、告知させていただければと思います。
こうしたことは全て、事前準備の不足やスタッフ同士の連絡不足、人員不足、新型コロナウイルス対策への認識への甘さ、によるものと認識しております。
そのため、来場されたお客様、出展者様、GGカフェ様、PARCO様、本イベントに賛同し善意で協力してくださった方々に、多大なご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
今回、このようなご迷惑をおかけしましたことは許されないことであり、失われた信用を取り戻すには時間がかかることと重く受け止めております。今後の開催においては二度とこのような事態を起こさないよう、体制を整えて、細心の注意をはらう所存でございます。
略儀ではございますが、取り急ぎ書面 にてお詫び申し上げます。
どうか今後とも変わらぬ ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
なまいきtonight☆実行委員会
代表 双木昭夫
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